人気声優・立花理香さんのFCイベント「Flower Party!」が11月3日(金・祝)、都内某所で開催された。本年8月7日(月)にオープンしたばかりのファンクラブ初となる今回のイベント。当サイトでは速報記事を先日掲載したが、今回は第2部の詳報をお届けする。

初のFCイベントのタイトルをパーティーと銘打ったこともあり、この日の立花さんはパーティーさながらの赤いドレス姿で登場すると、待ってましたとばかりに大歓声で迎え入れられた。「誰も来てくれなかったらどうしよう」という不安があったという立花さんは、その心持ちを吹き飛ばすようにFC特製のビアグラスを掲げ、満員の”チアボーイ＆チアガール”(FC会員の通称)たちとウエルカムドリンクで乾杯の音頭を取った。

最初のコーナー「BEST OF RICCA MAIL」では、今までフラチア会員に送られたメールの中から、”自撮り部門”として気に入ったメールを事前に募集しており、そのランキングが発表された。同率3位には、「じゃけりか」「あにりか」、2位には「すわりか」、番外編として「はとりか」(自撮り？)が、そして栄えある第1位には「おわりか」が選ばれ、これらの自撮り写真を待ち受けに設定しているという会員も多数いるようで、立花さんも喜んでいた。そしてこの日のサプライズとして、1位の自撮りに投票した会員の中から1名に、その写真にサインを入れたものがプレゼントされた。見事当選した、娘さんの文化祭を抜けてこの会場に来たという”チアボーイ”に「かわいい」の声援が送られると、「待ち受けにしてください」とユーモアあふれる返しも見せていた。

なお、ランク入りした写真はどれも美麗なものではあるが、会員限定のサービスとなっているため、当記事では「はとりか」のみご紹介。ほぼ毎日立花さんから素敵なメールが届き、メールに返信もできるという素晴らしいサービスなので、未入会の方はこれを機にぜひ「フラチア」に入会しよう。

続いては、「このためにビールをあまり飲まなかった」というコーナーの「朗読劇」が披露された。このコーナーでは、FCイベントのために書き下ろされた、”Flower Garden”というお花の世界『ガーデン』を舞台にした物語を1人3役で演じることに。明るくて元気いっぱいなマーガレット、ボーイッシュなミント、控えめで優しいカスミと、それぞれの花言葉から連想される性格のキャラクターを演じ分けながら、ストーリー途中には客席の”チアボーイ＆チアガール”たちにストーリー分岐を選んでもらい、そのかわいらしい世界を一緒につくりあげていった。声優という職業上、芝居をしている瞬間をファンに見てもらう機会があまり無いという立花さんだったが、緊張しながらも生の朗読劇を無事届けることができ、ほっとした笑顔を見せていた。

次は「Q&Aコーナー」と題して、当日会場で募集した質問に立花さんが回答していく。「今までたくさんのキャラクターを演じられていますが、特に思い入れのあるキャラクターは誰でしょうか」、「役作りをする時に一番大切にしていることは何ですか」、「今後やってみたいコスプレはありますか」、「京都で一番のお薦めスポットはありますか」、「ブログのタイトルがいつも知的ですが、どうやって決めているのでしょうか」、「今回のグッズでイチオシ部分を教えてください」、「最近食べておいしかったもの、おいしいお店を教えてください」などの質問に回答していった。その中で、立花さんが考案したチーズくんにまつわる制作秘話も披露され、「”チアーズ！”から”チーズ”を取ってきているので、”ア”と”！”が足りないんですね。なので、”！”をひっくり返して、”アイ”を皆さんで足していってください」とアピールした。

イベント終盤には「プレゼントコーナー」が実施され、FCサイトにて配信中のギャラリー画像をプリントしたものに立花さんが直筆でサインを入れて、抽選で選ばれた来場者へ手渡しでプレゼントした。

そして最後に、立花さんから大切なお知らせが発表された。立花さん自身が作成したムービーが会場に流れると、2018年2月28日(水)にロッカンミュージックよりミニアルバムでアーティストデビューすること、11月10日(金)から文化放送 超!A&G+『A&G ARTIST ZONE THE CATCH』で金曜パーソナリティを務めることなどの情報がモニターに映し出され、会場は拍手と「おめでとう！」という大歓声で埋め尽くされた。

この発表を受けて、立花さんは「有りがたい限りですし、もっともっと楽しいことをしていければと思います！」、「ここから。まだ、ここからです！」と今後の活動に向けて意気込みを語り、笑顔あふれるパーティーを締めくくった。

イベント終了後には、立花さんが感謝の気持ちを伝えながら来場者をハイタッチでお見送りして、”チアボーイ＆チアガール”たちからたくさんの応援の言葉を直接受け取っていた。